牝馬ながらダービーを制覇
2008年天皇賞(秋)は特に印象深いレースです。
通例天皇賞ともなれば、古馬路線の頂上決戦ですから有力牡馬による戦いとなります。
しかしこの年の主役は、
2頭の牝馬でした。
1頭はウォッカ、牝馬ながらダービーを制し、安田記念を含むG17勝を挙げた名馬です。
片やダイワスカーレット、桜花賞、秋華賞、エリザベス
女王杯と牝馬タイトルを総なめにし、同年の有馬記念を制したこちらも名馬です。
このほかにも同年のNHKマイルカップ・ダービーの2冠馬・ディープスカイも
出走してきており、レベルの高い一戦でした。
レースはダイワスカーレットの逃げで始まりました。
ダイワスカーレットは前半の1000mを58秒台というハイペースで駆け抜けました。
ウォッカやディープ
スカイは長い東京競馬場の直線に備えて後方からレースを進めています。
4コーナーを回って、勝負となる最後の直線。
ハイペースで逃げていたダイワスカーレットですが、全くスピードが衰えることなく逃げ込みをはかります。
ここで
馬群を割って、ウォッカとディープスカイが猛追してきました。
そしてウォッカがディープスカイを競りおとし、レースはダイワスカーレットとの一騎打ちとなります。
馬体をあわせてどちらも譲らぬまま、並んでゴールイン。
長い写真判定の末、結果はハナ差でウォッカが勝っていました。
勝ちタイムもレースレコード、牝馬による一騎打ちのレース展開、まさに天皇賞史上に残る名勝負だとわたしは思います。
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2011年9月3日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:重賞レース
天皇賞の勝ち馬探し
秋の古馬中距離路線のG1緒戦・天皇賞(秋)。
このレースへいたるローテーションにはさまざまな路線があります。
まずその中でも最も本戦と関連しているのが、毎日王冠です。
過去10年間の天皇賞(秋)の複勝圏に来た馬30頭のうち、毎日王冠組からは8頭がでており、これが
諸ステップレースのうちトップであります。
次に馬券に絡みやすいのは宝塚記念からの直行組で、30頭中6頭が3着以内にきています。
特に宝塚記念組は中距離G1で
の実績を持つ有力馬が直行してくることが多く、本命にしやすいのが特徴です。
G1クラスの有力馬で、宝塚記念でも掲示板をはずしていないのでしたら、データ上
天皇賞(秋)での好走はほぼ確実です。
上記の二つのほかに、京都大賞典組もいます。
過去10年間で4頭が複勝圏に来ていますが、残念ながら近年は減少傾向にあり、2004年以降は出走すらない状況が
続いています。
さて天皇賞(秋)で馬券を検討するうえで、前走の観点では、毎日王冠と宝塚記念組に絞られたのですが、勝ち馬を探すという点では、この2者では宝塚記念組に
軍配が上がります。
毎日王冠組は3着以内の馬こそ多いのですが、勝ち馬自体は10年で2頭と少ないのが実態です。
本命なら宝塚記念から直行したG1クラスの
有力馬と思っていいただければ、天皇賞を攻略する近道となるでしょう。
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2011年8月31日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:重賞レース
牝馬による天皇賞制覇
最近は牝馬による天皇賞制覇も珍しくなくなってきました。
少し前のエアグルーヴ以降、ヘヴンリーロマンス、ウォッカ、ブエナビスタと4頭もいます。
長い天皇賞
の歴史で牝馬が制覇した回数は14回あります。
その内春の天皇賞制覇は1度しかなく、秋の天皇賞は、牝馬特有のスピードや瞬発力と相性がよいのかもしれませんね。
かなり前になりますが、秋の天皇賞を勝った牝馬でプリティキャストという馬がいました。
1970年代ですから秋の天皇賞がまだ3200mで行われていた時代で
す。
このときの天皇賞には、カツラノハイセイコ(ダービー・天皇賞(春))やホウヨウボーイ(同年の有馬記念馬)という一流馬も出走していました。
レースは、大方
の予想に反しプリティキャストが大逃げをうち主導権を握ります。
この折の大逃げは、空前の大逃げとなってバックストレッチで後続に100mもの差をつけていました。
当時のプリティキャストは重賞1勝の人気薄ということと、後方の有力馬が牽制しあって動けなかったことが幸いして、リードを保ったまま直線へ。
結局道中でつけら
れた大差を埋めきれず、プリティキャストはまんまと逃げ切ってしまったのです。
この勝利は名馬・トウメイ以来の牝馬による天皇賞制覇ということで騒がれました。
確かにプリティキャストの制覇は、衝撃的で印象に深く残っていますが明らかに展開に恵まれたフロックというものでしょう。
しかしここ最近の牝馬の天皇賞制覇は
実力によるものです。
今後も超一級の牝馬の活躍が楽しみでなりません。
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2011年8月28日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:重賞レース
大波乱の少ないレース
秋の天皇賞は大波乱の少ないレースで、人気上位馬が安定して活躍するレースです。
しかし殊1番人気馬にとっては、どうも因縁のあるレースで不思議と実力馬が
敗れることが多いですね。
「1番人気は勝てない」というジンクスでも有名です。
グレード制が導入され、距離が東京競馬場芝2000mに変わってからなんと1番人気
馬が12連敗したこともあり、このようなジンクスが生まれたのも当然であります。
このような結果が生まれる大きな要因のひとつに東京競馬場の芝2000mのコースの特殊性があります。
このコースは、スタート地点が1コーナー奥のポケットで
ゲートを飛び出すとすぐにコーナーが待っているという形状なのです。
そのため外枠の馬は、コーナーワークで後方に置かれることもあり外枠不利のコースと言われて
います。
また各馬良い位置取りをしようとコーナーに殺到するため、まぎれのおきやすいコースでもあります。
2003年東京競馬場は改修がありコースも一部変更さ
れましたが、この特徴はいまも残っています。
府中の2000には魔物が棲んでいるなんて言われたこともあります。
1番人気を背負い1着入線したメジロマックイーンが進路妨害で降着となったことや、当時
圧倒的強さを誇った逃げ馬・サイレンススズカの骨折競走中止なんてこともありました。
後者のアクシデントは、ある意味どうしようもないことです。
しかし前者は
東京の特殊なコース形状によるところが大きいでしょう。
実力馬が力を出し切れず負けてしまう、そういう事態はG1としてどうかと思います。
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2011年8月25日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:重賞レース
スピードと瞬発力に優れた牝馬が活躍しやすい
日本競馬界で最も伝統と格式あるレース・天皇賞。
その天皇賞は、1905年に創設された帝室御章典を前身に1937年に第一回が開催され、1947年に現在の
天皇賞という名称になりました。
現行では秋の天皇賞は東京競馬場の芝2000mで施行されていますが、開催当初は長距離を走れる馬が強いとされていた時代でした
ので、秋の天皇賞も1983年までは3200mのレースでした。
天皇賞(秋)は、古馬中距離路線の秋のG1緒戦となるなるレースで、2000年よりジャパンカップ、有馬記念とともに古馬三冠を形成しており、三冠を達成した
馬には報奨金が与えられます。
さて秋の天皇賞を語る上において、府中の2000mを避けては通れません。
府中2000mのコースは非常に特殊で、スタートが1コーナーのポケット奥であり、
ゲートを飛び出してすぐにコーナーを曲がらねばなりません。
ですから外枠の馬がコーナーワークで後方に置かれることも多く、外枠不利のコースとして知られてい
ます。
よって本レースを勝つためには、優れたスピードとスタミナに加えて、東京競馬場のコース適正が大きく影響するといわれています。
1987年以降秋の天皇賞には、3歳馬が出走できるようになりました。
それ以後、長距離適正のない3歳馬が秋の天皇賞に出走することが増えてきています。
また
近年では牝馬の活躍も目立っており、エアグルーヴ、ヘブンリーロマンス、ウォッカ、ブエナビスタと4頭が優勝しています。
上がり勝負となれば、スピードと瞬発力に優れた牝馬が活躍しやすいのも天皇賞(秋)の特徴であるでしょう。
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2011年8月22日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:重賞レース
1番人気がかなり安定した走り
秋のG1レースの中でも、天皇賞(秋)は荒れるイメージのあまりないレースです。
データの上からも過去10年間で万馬券が飛び出したのは2度しかありません。
それでは馬券的に面白くないのではないかと思うかも知れませんが、それは早合点というもので、配当が4000円を越える決着となった回数は、5回と2回に1回は
小波乱が起きていることになります。
本命・穴馬の馬券がおいしいレースなのです。
レースが比較的荒れないのは、1番人気がかなり安定した走りを見せているからです。
過去10年間で1番人気馬は5勝、連対率70%を誇っており、馬券に絡まな
かったのは2回しかありません。
その2回とも牝馬の1番人気で今から振り返ってみると明らかに実力以上の評価を受けた1番人気でした。
天皇賞(秋)で牝馬が1番
人気に推されたのは5頭、その内結果を残せたのはウォッカやブエナビスタくらいで、超級の牝馬でなくては難しい偉業であることがわかります。
ここのところ、長距離適正のない3歳馬は菊花賞へ向かわず、天皇賞(秋)に出走してくることが多くなっています。
しかし歴戦の古馬の壁は厚いようで、過去15
頭が挑戦しましたが、3着には入れたのは5頭と結果は芳しくありません。
ただし、この5頭の内3頭が藤沢厩舎の所属馬であることに注目です。
藤沢厩舎といえば、
バブルガムフェローやシンボリクリスエスなどが印象に残っています。
実力のある藤沢厩舎所属馬なら文句なく馬券対象とするべきでしょう。
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2011年8月19日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:重賞レース
さほど荒れないレース
天皇賞(秋)はさほど荒れるレースではありません。
それゆえに、きちっとしたデータ収集により確実に勝利できるレースともいえます。
しかしデータの扱いや分析がいいかげんだったり、そもそもデータ自体が信憑性のないものであった場合、どうがんばっても正確な予想をすることは不可能でしょう。
みなさんも怪しげなデータに踊らされていませんか。
例えば、過去10年間のデータで前走3着の馬は、本戦・天皇賞(秋)で馬券に絡まない、といった類のものです。
確かにデータ的には前走3着馬が本戦で馬券に絡んだ
ことはありません。
これは事実です。
しかし前走3着であることと、天皇賞(秋)の着順に関連性がありません。
前走の距離が本戦と会わないとか、前走で不振であると
ローテーション的に調子を戻しているとは考えにくいなどであれば、納得できるのですが、ただデータとデータをつき合わせているだけでは、正しい分析とはいえない
のです。
このほかにも、遇数年には3歳馬が好走するとか、特定の枠番の馬は馬券対象外にしてもよいとかいささかオカルトじみデータまであります。
全く根拠のないこういった
ものは一顧だにする必要ありません。
いい加減なデータを信じて、馬券を購入するなどドブにお金を捨てるようなものだと思います。
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2011年8月13日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:重賞レース
本命の強いレース
伝統と格式の天皇賞(秋)。
かつて1番人気は勝てないといわれた本レースも最近は、強豪馬の優勝が目立つなど、本命の強いレースとなりつつあります。
とはいって
も波乱の芽がないわけではありません。
本命か穴狙いか。
本レースを読み解く上でどちらをチョイスするかは、かなり重要となってきます。
またプラス収支を実現する
ためには馬券の点数も縛らなければなりません。
そこで過去10年間の天皇賞(秋)のデータから傾向を探って見ましょう。
まず人気面ですが、前述「1番人気は勝てない」というジンクスは過去のものと思ってよさそうです。
少なくとも馬券に絡むレベルでは1番人気は8割の確立を誇って
いますから、これに逆らう馬券方針は賢明とはいえないでしょう。
例外となっている2頭はいずれも牝馬の1番人気でしたから、牡馬の1番人気は絶対的本命となると
思います。
次にローテーションですが、オールカマー組の不振が目立ちます。
かつては有力な秋の天皇賞への前哨戦だったオールカマーですが、現在では宝塚記念や秋の天皇賞
の日程変更により、有力馬が集まりにくくなっているからで、前走オールカマー組は馬券対象外としてしまって大丈夫だと思います。
最後に前走の結果ですが、前走で掲示板に乗れない結果の馬は、本戦でも本調子とは言えず敗退してしまうことが圧倒的に多いです。
これの唯一例外が2004年の
ダンスインザムードでしたが、この馬はムラ駆けするタイプなので無視できると思います。
以上が天皇賞(秋)の傾向です。
参考にしてみてください。
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2011年8月7日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:重賞レース
管理人が最初に馬券的中したレース
私が今年最初に馬券を当てた重賞はシンザン記念です。
今年のシンザン記念を勝ったのはマンハッタンカフェ産駒のガルボでしたが、シンザン記念の舞台となる京都競馬場はマンハッタンカフェ産駒が非常に強いのです。
2009年のシンザン記念も、同じマンハッタンカフェ産駒のアントニオバローズが優勝しています。
そのため今年、マンハッタンカフェ産駒のガルボの本命にはかなり自信がありました。
その後、京都新聞杯でも馬券をとりました。
このレースを勝ったのはゲシュタルとです。
このゲシュタルトもマンハッタンカフェ産駒。
私の本命も当然ながらゲシュタルトでした。
ゲシュタルトが京都新聞杯を勝ったことにより、マンハッタンカフェ産駒はこれで京都新聞杯を3連覇したことになりました。
2008年はメイショウクオリア、2009年はベストメンバー、そして今年のゲシュタルト。
京都競馬場の重賞では、マンハッタンカフェを軸にして買えば簡単に当たるのではないかとさえ思えます。
馬券というものは難しく考えすぎるとなかなか当たらない場合が多いです。
かえって単純な予想法で買うと、あっさり当たったりします。
今回の京都競馬場におけるマンハッタンカフェ産駒の成績を見てもわかるように、「この舞台ではこの産駒が強い。
だからこの産駒を軸にする」という簡単な考え方でも案外馬券は当たります。
むしろそういう単純な考え方のほうがいいのかもしれませんね。
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2011年8月6日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:重賞レース
一番人気は、勝てない!?
古馬G1戦線で国内最高峰の伝統と格式を誇る天皇賞。
その年2回行われる天皇賞でも、10月の府中で開催されるのが天皇賞(秋)です。
天皇賞(秋)は、東京
競馬場の芝2000mで施行されるサラ系3歳以上のG1レースで、ジャパンカップ、有馬記念と古馬三冠競走を形成している一戦です。
少し前まで天皇賞(秋)には、「一番人気は、勝てない」というジンクスがありました。
たしかにそれまで圧倒的な大逃げで連勝をしていたあのサイレンススズカが
まさかの故障発生で競走中止になってしまうなど、一種魔物の潜んでいるレースではありますね。
近年で最も印象に残っているレースは、ウォッカとダイワスカーレットの大激戦です。
直線の一騎打ちの攻防とその後の長い写真判定、結果はウォッカが本レースを
制していましたが、まさに歴史に残る名勝負でした。
さて本レースの傾向ですが、やはりキャリア的にG1馬の活躍が目立ちますね。
とくに最近では強豪牝馬の好走が光っています。
また枠順では内枠有利、脚質では
差し馬有利とのデータがでています。
以上が参考になれば幸いです。
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2011年8月4日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:重賞レース
